最後は炭火?
コラム 「最後は炭火?」
地域によりましては豪雪被害もあった冬。東京では梅もほころんでまいりました。
皆様如何お過ごしでしょうか。
先日草津温泉に行った折、客室に置いてあった電話がなんと黒電話。
「昭和は遠くなりにけり」などど申しますが、ひっそりと昭和は生き残っているなぁ、と思いました。
そして最近YouTubeで気になった物が、むかーしむかーし私の祖母が日常的に使っていた七輪!(注1)
まず家の中では使えないし、重そうだし、煤だらけでお世辞にも綺麗とは言えない代物。
記憶では丸い一口のガスコンロや電気の魚焼き器もあったはずなのに、どうして祖母はわざわざ道端で魚を七輪で焼いていたのか?
私自身「焼肉好き」というより「焼肉を焼く道具好き」。ホットプレート、バーベキューコンロ、電気グリル、カセットボンベ式焼肉器と変遷を重ね、60歳半ばで七輪に心惹かれた次第。
ある意味原点回帰。今になって思うのですが、祖母がわざわざ七輪で魚を焼いていたのは単純に「炭火で焼いた方が美味しいから」だったのかも知れません。
今回従来の珪藻土で出来た七輪は重いので、スチール製のコンパクト卓上七輪なるものを購入。
例えばザ・ピーナッツ(注2)とかを聴きながら、現代版七輪で焼き鳥などをつまみに昭和を偲んでみたいと思う冬の終わり、いや春の始めでございます。
若者の為の昭和辞典
(注1)七輪
七厘とも書く。家庭での炊飯に用いる、小型で移動のできる土製のこんろ。
下部にさな(簀の子(すのこ))を設け,横穴をあけて空気の流通を良くする。
(注2)ザ・ピーナッツ
1959年2月11日、「第2回 日劇コーラスパレード」で歌手デビュー。
日本の双子の女性歌手(デュオ)、女優。 (ま)
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