パンの耳
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したまち爆笑コラム
「パンの耳」
いよいよ梅雨ですねぇ。大雨による災害は勿論のこと、蒸し暑さが原因の熱中症にも注意をしたい所です。
購入したばかりのポータブル電源もソーラーパネルでの充電が出来ない為、しばらくは待機状態が続きそうです。
いつも通りボンヤリと時間を過ごしておりますと、キッチンのカウンターに置いてある8枚切りの食パンに目が留まりました。そして何故かこう思ったのです。
「パンの耳って何だ?」
あの茶色い焦げ目。どうみても耳には見えませんが、誰もが「パンの耳」と呼んでいるのだから確かに「耳」なので
ありましょう。ということは耳である以上、あの食パンは音が聞こえているのだろうか。
つまりキッチンの片隅で老夫婦のつまらない口喧嘩や、酔っぱらった僕の独り言をじっと聞いているのだろうか。いや、聞かされているのだろうか。
昆虫のセミの寿命は幼虫で7年、成虫になって7日と言われています。成虫になってからの寿命は随分と短いなぁ、と思っていましたが、常温での食パンの賞味期限は3~4日。
セミに倣って小麦粉時代を「幼パン」、食パンになってからを「成パン」と呼ぶとすると「成パン」で居られる期間はなんとセミの約半分しかないのです。
しかも成パンになった途端更に高温で焼かれるわ、ベタベタする油脂やら甘い粘着物質を全身に塗りたくられるわ、そしてその挙句に食べられてしまう宿命。
せめて食べられるまでは老夫婦の喧嘩や酔っ払いの独り言ではなく、綺麗な音楽でも聴かせてあげたいものだ、と思ったりして。
さて、現実に戻ると食中毒の危険もある梅雨。早めに食べ切れなかったパンは賞味期限中に冷凍して2週間以内に食べたほうがいいみたいですよ。
60歳以上限定今月の名言(不定期)
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は 由利 徹」
(通常は立ち居振る舞いがきれいな人なのに、歩きだ出すと何故か浅草のコメディア
ンになってしまう人の例え)
(ま)
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