ちょっと真面目なお話
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したまち爆笑コラム
またまたやって来ました師走。なんだかガソリンを始め諸物価高騰の年の瀬ではございますが、皆様如何お過ごしでしょうか。
さて、今更という感じもございますが数年前のベストセラー、養老孟司先生の「バカの壁」うろ覚えでもあり難しいことはわかりませんが、私的暴力的に一言で言ってしまえば、
「人は自己を肯定することによって他との間に壁を作ってしまい、他との交流を自ら断ってしまう。つまりその壁が、バカの壁 なんだと」
まぁ、人間誰しも年をとるにしたがって、好奇心や冒険心もゴムパッキンがボロボロになっていくように硬化していくわけで、そんな自分を「でもそんなの関係ねェ~」的に肯定していってしまうと、自らを「バカの壁」で
八方をふさいでしまい、ドンドン依怙地で偏屈になっていってしまうと。
自分自身を振り返ってみましても思い当たる節が所々ございます。
でもしかし、私今年の秋口に台東区主催、当フォーティネットパソコンスクール担当の講習会のアシスタントをやらせていただいた折、いやいや全く驚いてしまいました。
それといいますのは、60・70は当たり前、80歳を超えた先輩方が熱心にパソコン操作を習っていらっしゃる。
成程「バカの壁」は自分で作ることが出来るかわりに、自分で壊すことも出来るんだなぁ…と感心いたしました。
この押し迫った年の瀬に、いつになく真面目なコラムを書いてしまいましたが、来年は好奇心を失うことなく前向きな1年にしたいと密かに思う師走でございます。
ではでは、来年が皆様にとりましても素晴らしい年でありますように。
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