不寛容はつらいよ
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したまち爆笑コラム
「不寛容はつらいよ」
激動のといいますか、かつて経験をしたことのない2020年も半分が過ぎました。
緊急事態宣言や東京アラートが解除され、おっかなびっくりながら徐々に日常が回復しつつあるようですが皆様はお変わりないでしょうか。
もう何十年か前、代官山周辺をウロウロしていると路地からふらりと出てきた渥美 清さんをお見かけしたことがあります。
その時瞬時に思ったのは
「あれ?なんで寅さんがテキ屋じゃない服を着て代官山に居るんだろう?」でした。
当時「男はつらいよ」は正に国民的映画でしたから、僕がそう思ったのも無理は、ないかも。
今さら説明をする必要もありませんが「男はつらいよ」とは、「テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎が、何かの拍子に故郷の葛飾柴又に戻ってきては、何かと大騒動を起こす人情喜劇」であります。
さてこのコロナ禍において老婆心ながら心配になる事が一つ。渥美 清氏演じる「車 寅次郎」なる人物。
昔は親せきに一人くらいこんな「面倒くさいけど何故か憎めないオジサンORオバサン」が居たように、思うのですが、何しろ現在は不寛容の時代。
果たして今後こういった「何かと大騒動を起こす」規格外の人物が、受け入れられ、愛されていくのだろうか?と。
それにタイトルの「男はつらいよ」。つらいのは男だけじゃないので「男もつらいよ」
に変更すべし!みたいな意見が出てこないことを願う次第でございます。 (ま)
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