ワンタイムパスワード
公開日:
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最終更新日:2022/05/10
パソコン用語の基礎知識
今号のキーワード:「ワンタイムパスワード」
いまや銀行業務もインターネットの時代。
最近はネットや暗証番号を盗むことによる、口座の安全性が問題になっており
セキュリティー関連の話題が紙上を賑していますね。
インターネットでの銀行取引では、「ユーザーID」「パスワード」を利用した
セキュリティーが一般的です。
しかし、通常の「ユーザーID」「パスワード(暗証番号)」を使った認証方式は
取り扱いは楽なのですが、何らかの形でパスワードを盗難されてしまうと
簡単に悪用されてしまいます。
「推測されやすいパスワードを使っている」「紙にメモしてどこかに貼っておく」
などは してはいけないこと としてよく言われていますが、インターネットを
利用したサービスの場合、「データを途中で盗難する」なんてこともできる(?)
ので、パスワードの管理はなかなか難しいものです。
こうした流れを受けて、最近は「ワンタイムパスワード」を導入する銀行が
増えてきました。
ワンタイムパスワードでは、「トークン」と呼ばれるランダムな文字列や数字を使って
その場限り(60秒間)のパスワードを発行し、認証を行うようになっています。
これなら多少なりとも安心してネットバンキングやネットショッピングを
利用できるのではないでしょうか。
「使いやすさと」と「セキュリティ」を両立させることはなかなか難しいもの。
今後、さらにいろいろな認証システムが実験的に使われていくように
なるでしょう。
photo credit: jan.gosmann via photopin cc
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