ラップで防災
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したまち爆笑コラム
「ラップで防災」
さぁいよいよ桜の季節となりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
また重ねて元旦の地震で被害に遭われた能登地方の皆様、お見舞いを申し上げます。
東日本の震災後、喉元過ぎれば熱さを忘れるの例え通りすっかり薄れていた防災意識。
関東でも地震が頻発する昨今、改めて災害に備えなくてはと思う次第であります。
そして数ある防災用品の中で今回取り上げるのは「サランラップ」に代表される食品用ラップフィルム。
その歴史は1940年代後半にアメリカで始まり、1960年に日本で発売開始。ただし冷蔵庫も電子レンジも普及していなかった日本で7m巻きが現在の価格で¥1000以上。当時は全く売れず、冷蔵庫の普及率が50%を超えた1965年になってようやく認知されだしたようです。
肝心の災害時の使い方をいくつかご紹介しますと
1)食器に敷いて節水しよう ラップを上に敷いて皿や茶碗を使用すべし!
2)ニオイ対策に活用しよう 生ごみやおむつなどニオイが気になるごみは、しっかり包んでニオイが漏れるのを抑えるべし!
3)使い捨て手袋に変身させよう 手にラップを巻き付けて手袋のように使うべし!
等々。
工夫次第で色々な使い方が出来そうですね。
ところで食品用ラップフィルムの2大巨頭「サランラップ」と「クレラップ」を比較してみますと基本的には同じような原材料や添加物を使用しているため、対応温度等ラップ自体の性能はほぼ変わらないものの公表している数値の比較ではサランラップの方が酸素を通しにくく水分も通しにくい、という結果の様です。
ただしクレラップはラップを切る刃に植物生まれのプラスチック刃を採用したり、安全対策や利用しやすさを意識した改良を重ねているようです。
そして私が愛用しているラップは上記の有名どころのラップではなく、業務スーパーで売っている「プロ好みのラップ」
使用感としては「サランラップ」「クレラップ」には及ばないのですが、最低限のクオリティは満たしており、何といってもコスパの良さが魅力です。食品用としては勿論、防災用として買い置きしておくのもお勧めですよ。
(ま)
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