運命的な出会い

公開日: : したまち爆笑コラム

1480646150101

「運命的な出会い」

しばらくお休みをしているうちになんと12月!あっという間の年の瀬でございます。
何かと慌ただしい年末、皆様いかがお過ごしでしょうか。

その出会いは唐突に、10月のよく晴れた午後に訪れたのでした。
場所は「かっぱ橋道具街」の路地を入った比較的大きな調理器具専門店。
そいつは大柄な全身を銀色に輝かせながら、颯爽と秋の日差しの中にたたずんでいたのです。

時は折しも「第33回かっぱ橋道具祭り」の真っ最中。そいつが鎮座している段ボール箱の下には

「鉄製北京鍋36㎝(フタ付き)数量限定」「道具祭り限定 定価¥6,900が67%offの¥2,250」の貼り紙。

若いころより「中華料理好き」というよりは「中華鍋好き」の私にとってはもう完璧なフォルム。

つまり平底で取っ手の片方は木製で反対側鉄製。しかも燻製に使えそうなドーム型のフタ付き。
そして何と言っても「67%offの\2,250」!!まるで雷に打たれたようにフラフラと吸い寄せられる私。
そっと白木の取っ手に触れて持ち上げた瞬間、手のひらから肘へ、肘から肩へ伝わる感覚。

「うっ!お、お、重~い!」

私にとって全てが理想的な中華鍋なのに、いくらなんでも重過ぎる。原因は直径36㎝という大きさ。
果たして俺の左手はこいつの重量に耐えられるのだろうか。
そもそも来年から一人娘が結婚して夫婦二人の家庭に、このサイズの中華鍋は必要なんだろうか。
「かっぱ橋道具街」の片隅で思いは千路に乱れ嵐のような葛藤と煩悶に身をよじらせつつ荒い息を吐く中年男。

結局その後2時間逡巡した結果、この中華鍋を購入。そしてあの運命的な出会いから早や2か月。
日々油粕がこびりつかないよう、間違っても錆などでないよう細心の注意と愛情を注ぎつつ
私の「中華鍋ライフ」は続いているのであります。(ま)

関連記事

銭湯の怪

さてさて、すっかり秋めいて参りましたが皆様如何お過ごしでしょうか。 これといった趣味もない私で

記事を読む

バブルへGO?

さてさて平成25年も早や1ヶ月が過ぎましたが、皆様如何お過ごしでしょうか。 昨年末から何か

記事を読む

no image

ちょっと真面目なお話

またまたやって来ました師走。なんだかガソリンを始め諸物価高騰の年の瀬ではございますが、皆様如何お過ご

記事を読む

春近し?

諸行無常 (しょぎょうむじょう)・・・現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一

記事を読む

名物にうまいものなし?

「名物にうまいものなし?」 さて我が家の猫の額ほどの庭の梅も、ようやくほころび始めて参りました

記事を読む

想い出の味は粉雪に散った

初めて「札幌雪祭り」に行って参りました。 寒冷地仕様の重装備で札幌入りしたものの、やはり地球温

記事を読む

酷暑

残暑厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか。 このメルマガに駄文を書くようになって、もうどれ程経つ

記事を読む

顔の本

東日本大震災から早1年が経とうとしています。被害を受けられた皆様には、心よりお見舞い申し上げます。そ

記事を読む

配役

突然でありますが、夫婦が会話をする「救心」のテレビCMをご存知でしょうか。 このCM、なにしろ商品

記事を読む

日本の夏

さて突然ですがここで問題です。次のような特徴を持った人は、一般にどのようなタイプの人だと言われている

記事を読む

パンイチ

「パンイチ」 「災害級」とまで言われる新型コロナウィルスの蔓延状

データに単位を付ける

]]]]] データに単位を付ける ]]]]] 前号では「御中」な

今号のキーワード:LINE「Keep」

今号のキーワード:LINE「Keep」 今回はLINEの「Kee

スクール移転予定

■□■ スクール移転予定 ■□■ 1999年にスクールを開校して

手のひら返し

「手のひら返し」 実は私、このオリンピックがはじまる前までは開催

→もっと見る




PAGE TOP ↑