魔法の箱
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したまち爆笑コラム
「魔法の箱」
先日カレーと冷やご飯をレンジでチンして食べておりました。ごくごく日常的な光景でありますが、思えばこの電子レンジ。この魔法の箱の登場は大事件でありました。
東京芝浦電気(現 東芝)が国産初の電子レンジを開発したのは昭和34年(1959年)そして昭和38年(1963年)松下電器産業(現 パナソニック)が電子レンジ普及の先駆的商品となった「NE-100F」を製造。大卒初任給(公務員)15.700円、ラーメン1杯50円の時代に、なんと115万円!(ウィキペディア調べ)
この魔法の箱が我が家に登場したのは確か昭和40年代後半だったように思います。
冷えたご飯は、チャーハンかおじやにするしかなかった時代に、いつでも温かいご飯が食べられるというのは大袈裟ではなく夢のようでありました。
(ガス給湯器からお湯が出てきた時も驚いたけど)
その電子レンジが今やシンプルなものは数千円で購入できる昨今。凄いことですねぇ。
前回の東京オリンピックが57年前の昭和39年(1964年)一般家庭には電子レンジもガス給湯器もなかった時代。冬の朝はお湯を薄めて顔を洗っていたし、今は亡き父親が作ってくれた「ウスターソース味」のチャーハンも妙に美味かったなぁ。
魔法の箱が登場する前の不便な生活にはもう戻れないけど、懐かしい気もしたりして。
さて、問題山積の「東京オリンピック・パラリンピック」7/23(金)が開会式のようですが、どうなんでしょうか?
コロナがこれ以上蔓延しない事を願うばかりです。
(ま)
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