春夏冬二升五合
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したまち爆笑コラム
「春夏冬二升五合」
最近はあまり見かけませんが、昔よく飲食店の額や置き物で目にした文言。
「春夏冬二升五合」意味はご存じでしょうか?謎解きをしますと春夏冬だと「秋がない=あきない=商い」二升は升がふたつなので「ますます=益々」
五合は一升の半分なので「はんじょう=繁盛」すなわち「あきない益々繁盛」となるわけでございます。
何故に長々とこんな講釈をしたかと申しますと、今年はまさに「春夏冬」の年。つまりは夏が終わったら秋を飛ばして冬になった「商い」ならぬ「秋無いの年」だったなぁと思ったからであります。
東京の長期天気予報を見ますと、気温はおおむね平年並みか平年より高い予報。
この冬も暖冬傾向みたいですね。
僕の子供の頃、昭和40年代の東京と言いますと道路は土で舗装されておらず、寒い朝には霜が降りて、歩くとサクサクと音がしました。
顔を洗う時は沸かしたお湯を水で薄めて使ったものです。
ですから「瞬間湯沸かし器」なるものが登場した時は心底驚きました。
そしてトイレは勿論和式の汲み取り式。冬は下から吹き上げる風が滅茶苦茶寒かったなぁ。
そうそう今日十数年使っていた温水洗浄便座の調子が悪くなったので、電気店に行ってきました。
目についた温水洗浄便座のおしり洗浄はなんと「洗浄幅は5通り、強さは9通りに切り替え可能。
合計45通りの水流から自分好みの洗い心地を選ぶことが出来ます」との事。
なんか良いようだけど、本当に45通りの水流を全て試して、自分好みの水流はこれだ!って言い当てられるお尻の持ち主って、いるんだろうか?
第一そんなにお尻を洗ったらかぶれたりしないんだろうか?などと思ったりして。
2023年はまだ1ヵ月ありますが、来年は「上り調子の辰年」。
ご商売をされている方もお勤めの方も、「春夏冬二升五合」の1年にしたいものですね。
(ま)
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