哀愁の似合う街
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最終更新日:2022/05/10
したまち爆笑コラム
最近の映画のタイトルには、邦題が付かない事が多いらしいのです。
「ミッション・インポシブル」然り「ボーン・アイデンティティー」然り。
まぁ確かに原題「Out of Africa」の邦題が「愛と悲しみの果て」だったりすると、「なんだかなぁ・・・」と思ったりするのも事実。
ただ私の学力では「レッド・ドラゴン」位は分かるものの、「ボーン」の「アイデンティティー」って何???みたいなことになってしまったりして。
そういえば洋画のタイトルだけではなく、洋楽のタイトルにも「邦題」がつくことも少なくなったように思います。
かなり古いですが、私の好きな曲でレオ・セイヤーの「I love you more than I can say」の邦題が「星影のバラード」だった時は、なんだか千 昌夫さんの曲みたいでコケたものです。
では逆に、サンタナの「哀愁のヨーロッパ」の原題はというと単に「Europe」、つまり「ヨーロッパ」。
地理の時間じゃないんだから、「哀愁の」と付けたくなったメーカー洋楽担当者の気持ちも、分からなくもありません。
まったく話は飛びますが、先日昼間神田近辺をブラブラしておりまして(そんな私も私ですが)目に付いたのがいわゆるポルノ映画館に出入りしている、私(42)と同年配かより年配のスーツを着たサラリーマンのオトーサン達。
いや、わかります。営業に出たものの、この不況で行く当てもなく、かといって会社に居るわけにもいかず、
はたまたパチンコで負ける程のお小遣いもなく、夕方までの時間潰しに「ポルノ映画」でも見てみっかぁ、
みたいな状況。
ただ、やはり出て来る際にちょっと猫背で左右をキョロキョロする感じ。まさに「哀愁」。
なんだかサンタナの泣きギターが聞こえたような気がしました。
その場合、タイトルの原題は「Kanda」で、邦題は「哀愁の神田」になったりするのかなぁ・・・。
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