『Bitcoin』(ビットコイン)
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パソコン用語の基礎知識
今号のキーワード:『Bitcoin』(ビットコイン)
ちょうどコインチェックの流出問題で取り上げる機会があったので、昨年7月にご紹介した
「ビットコイン」を再掲します。
ニュースで取り上げた「NEM」とは、ビットコインと同じ仮想通貨の一種です。
仮想通貨=ビットコインではなく、仮想通貨にも「Bitcoin」「NEM」「Ripple」などいろいろな
種類があり、将来的に主要取引に使われるものがどれになるか、覇権を争っています。
—以下再掲—
今号はニュースなどでも取り上げられる機会の増えてきた『Bitcoin』がキーワードです。
Bitcoinはインターネット上に存在する、実物の紙幣や硬貨などの形を持たない
”電子的な”通貨です。
「仮想通貨」などと呼ばれる事もあります。
電子通貨、仮想通貨というと楽天Edyやnanacoといった電子マネーというものもありますね。
Bitcoinの特徴は「発行者、管理人」がいないという点です。
インターネット上に『取引所』と呼ばれるものがあり、これを通して円やドルなどの現実通貨と
「交換(換金)」が行われます。
決済も金融機関を通さないため、手数料や経費が発生しません。
そのため、少額の決済や、個人同士の売買、他国との取引などへの利用が期待されています。
管理人がいないという事は、通貨としての価値に不安が残りますが、
Bitcoinは特定の管理人を置かず、貨幣の総量や発行、取引情報をすべてインターネット上に
分散して記録しています。
これにより、世界のどこでBitcoin取引が行われても分かるようになっています。
また、Bitcoinは発行される総量が決まっていて、約2100万ビットコインまでとなっています。
流通の度合いによって価値が決まるため、投資目的でBitcoinを所有する投資家もいます。
話題先行で注目されることの多いBitcoinですが、果たして一般社会に浸透するのか、今後の動向に注目しましょう。
詳しい使い方その他、PCに関すること、お気軽にご質問・ご相談ください。(お)
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